東葛サイクリングロード案内
江戸川サイクリングロード(左岸)
江戸川の左岸(東岸)を南北に走る東葛地域のメインのサイクリングロードです。正式名称は「松戸野田関宿自転車道線」で、大規模自転車道に指定されています。全長は41kmに及びます。
松戸市から東京都の葛飾区に架かる葛飾橋を起点に、旧・関宿町の北端までほぼノンストップで走れます。そこまで走りきると、関宿城(千葉県立関宿城博物館)が迎えてくれます。途中には、流山の由来である赤城山(上州赤城山から流れてきてできた山との言い伝え)や、新撰組陣屋跡、キッコーマンの「御用蔵」(宮内庁御用達の醤油を作っている城のような建物)、国内最大のグライダー滑空場などがあります。
江戸川の対岸には、対をなすサイクリングロードがあり、こちらはさらに南の河口付近を起点にしています。路面の状況もこちらの方が良いようです。ただ、我ら東葛のサイクリングロードは、途切れることなく北端まで走れるというメリットがあります。東葛人としては、やはりこちらを江戸川のメイン・サイクリングロードとして考えたいですね。
利根川サイクリングロード(右岸)
東葛地域のはるか上流から下流まで、坂東太郎こと利根川の右岸に点々と続くサイクリングロードです。東葛地域では、野田市、柏市、我孫子市内のそれぞれが舗装されており、その間は未舗装(一部欠落)です。県などが整備する大規模自転車道ではなく、市単位で整備しているため、こういう状況になったようです。全部が舗装されたら本当に素晴らしいのですが。
手賀沼サイクリングロード
謎の多いサイクリングロードです(笑)。正式名称は「我孫子流山自転車道線」で、大規模自転車道として整備が進められており、2011年(平成23年)の完成予定です。完成すると江戸川から利根運河南岸、手賀沼南岸を抜けて利根川を結ぶ全長31kmのサイクリングロードとなります。今、完成しているのは手賀沼南岸、それと以前からあった利根運河南岸の部分です。
このうち、手賀沼南岸は素晴らしいです。道幅も広いため、手賀沼の景色を楽しむファミリーサイクリストが大勢やってきています。以前は普通の道路が走っていました。実は、以前この道はローディたちのメッカで、私はこの道を「南手賀沼自転車専用道路」と勝手に名づけていました。以前は、休日には大勢のローディが練習にやって来ていたものです。